なんとなく住み分けされているスポーツコンディショニングとフィットネス。「健康」や「楽しむこと」と「勝つこと」や「より高みを目指すこと」は違うと考えられてきた。しかし近年、その境は急速になくなりつつある。ハード面を強化しているフィットネスクラブで追い込んだトレーニングをするアスリートは珍しくないし、競技化されているフィットネスの分野も多くなった。アスレチックトレーナー主体のフィットネスジムが評価されているしアスリートの中心的ケアの一つであったパートナーストレッチもサービスとして社会的な進出をしている。学生たちも将来の進路をスポーツコンディショニングにするかフィットネスするかで悩んでいるのではないだろうか。この二つは今まで以上にクロスオーバーするし、オンラインの加速でさらにそれは顕著になると思う。クロスオーバーしている両者が情報を共有しながら、発展していくことを微力ながらサポートしていきたい。
(2020.5.1 発起人)